(有)萱島酒造 大分県東国東郡国東町綱井
どこもこの時期日本酒の蔵元は仕込みの最盛期を迎えて忙しい。そんな中大分では最も有名な西の関の「萱島酒造」は訪問してきました。
創業明治6年(創業以来130年)の伝統ある蔵元です。
約束の時間11時に到着。蔵元責任者の明石さんが出迎えてくれました。その日の仕込み作業は既に終えており行程の順に工場内を見学させていただくことに…。
まずは精米から、吟醸酒用の兵庫産山田錦がうずたかく積まれておりました。40%まで削る米の糠は片栗粉のように真っ白できめ細かいものなんですね。びっくりしました。

しかも2昼夜(3段階)かけてゆっくり精米されます。磨かれた米の芯白はまるで一回り大きい仁丹粒ほどでした。
仕込み蔵では3段仕込みの初添え、おどり、仲添え、留添えと順に見せていただき発酵の過程がよく分かります。
巨大なタンクの中をのぞくとぶくぶくと泡を立てながら発酵しているお酒が見られます。お酒は生きてるんですね。偉大な酵母の力でお米がお酒に変わっていく様が実によくわかります。蔵人たちが竹のさおでゆっくりとタンクの中をかき混ぜてムラなく発酵するようにしていました。
仕込み蔵はお酒の香りがぷんぷんしておりそこにいるだけで、酔いそうな気分になりました。(笑)約20日間でお酒が出来上がり、上槽(じょうそう)つまりお酒を搾って清酒にするのですが、その後いったんタンクに寝かせて出荷まで待つのです。

その日は辛口の搾りの日とのことで発酵したタンクから搾りたての清酒を蛇の目で試飲させていただきましたが、思わず「うまい〜〜〜!」と顔がほころびましたね。
同行した管理人はもう一杯お願いします〜〜と言わんばかりでしたよ(笑)
今年は例年になくお米のできがよく良いお酒ができそうだとのこと。 期待しましょう。
駆け足で見学させていただきましたが日本の伝統技術を垣間見ることができお酒は生き物であると再認識させられましたね。
萱島酒造の皆様ありがとうございました。